ＩＴの力で社会の期待を超え、人々の幸せに貢献したい。
「未来の社会に鮮やかな彩り」をつける存在となることが、
私たちの願いです。

当社グループの基本理念であるOUR PHILOSOPHYでは、意見、意思、考え、アイデア、個性、自発性、感性などといった「人間らしさ」を最大限発揮できる「自発的な文化と多様な個性が相互作用する生命力ある組織」を普遍的な目標の一つとしています。

TISは目に見える属性のみならず、「国籍」「職歴や経験」「障害の有無」「年齢」「性的指向･性自認･性表現」「価値観や働き方｣といった様々な違いに関わらず、個々の「人間らしさ」を発揮し、いきいきと活躍できる風土醸成、制度･インフラ整備を進めています。

多様な人材が安心して働ける環境を実現するため、多様な「性の在り方」「家族の在り方」を前提とした制度整備を行っています。合わせて、SOGIや性的マイノリティの理解、受容に取り組み、社員とその家族の人生の質（QOL）の向上を目指します。

LGBTQ＋に係る取組
～誰もが「自分らしく働ける」職場環境の実現に向けて～

グループ行動規範への明記

当社グループの行動規範では、多様性を尊重し、性別、性的指向等に基づく不当な扱いや差別を防止することを明記しています。

　わたくしたちは、人種、国籍、宗教、個人的信条、性別、性的指向、年齢、出身、心身の障害、病気など多様性を尊重し、職場における不当な取り扱いや差別を防止するための措置を講じます。
https://www.tis.co.jp/group/sustainability/governance/compliance/declaration/

同性パートナーシップ・性別移行に関する制度整備

多様な人材が安心して働ける環境を実現するため、多様な「性の在り方」「家族の在り方」を前提とした制度を整備しています。

• 婚姻届けの有無、事実婚や同性婚など結婚の形態に関わらず、結婚時・出産時はお祝い金を支給
• 結婚の形態に依らず、不妊治療や妊娠、出産、育児、介護に伴う、各種支援制度を活用できる

性別移行のための通院や治療を目的とした、 各種支援制度を利用できる
※各種支援制度：「休暇取得」「休業取得」「短時間勤務の利用」

社員とその家族の人生の質（QOL）向上

TISでは「社員とその家族の人生の質の向上」を、健康経営の目的としています。
誰もが仕事を通して成長し、その能力を発揮できる職場を目指し、ワークライフバランスや心身の健康を高める施策に取り組んでいます。健康経営のひとつの柱である｢生活力の向上｣においては、多様な家族が活用できる福利厚生サービスの拡充を行っています。

Tokyo Prideへの協賛

TISは2024年、初めてTokyo Prideに協賛し、パレード当日は有志の社員とフェスティバルやパレードの見学を行いました。実際に現地に赴くことで、現場の熱を実際に体感できる有意義な機会となりました。

社内研修の実施

Tokyo Pride協賛にあたり、東京レインボープライド 元共同代表理事の杉山文野さんにご講演いただいた後、当時の副社長である柳井とのトークセッションを行いました。実施後のアンケートでは、性的マイノリティの現実を知り、自分事として捉えることができたという意見が多数ありました。今年度も、研修の実施に向け企画・準備中です。

啓もう・職場風土の醸成

TSOGIや性的マイノリティの理解・受容、ハラスメントの撲滅のため、パンフレットの掲示やeｰラーニングの提供、役職向けのハラスメント研修の提供、Allyを表明する壁紙の配布を実施しています。
専門の窓口を設置して本人やともに働くメンバーの困りごとに対応するとともに、心理的安全性の高い職場環境つくりを目指したワークショップにも積極的に取組んでいます。

PRIDE指標「Gold」取得

TISは、職場におけるLGBTQ＋などの性的マイノリティへの取組みの評価指標「PRIDE指標2024」において、先述した取り組みが評価され、「Gold」を受賞しました。引き続き、LGBTQ＋の方々の労働環境を改善し、不安や不便・不利益を取り除くこと。さらに、人生の質（QOL）向上に資する取り組みを推進し、ポジティブな変化を引き起こしていきたいと考えています。