キンドリルジャパンの実践例から学ぶ経営戦略としてのDEI

2021年の設立翌年から東京レインボープライド(現Tokyo Pride)に参画し、2025年にはトップスポンサーとなるなど、4年間で、従業員のインクルージョンと帰属意識の取り組みを拡大・深化させてきたキンドリルジャパン様。同社のLGBTQ+ Ally Communityエグゼクティブスポンサーとして牽引する塩見様と、経営とDEIの両面に知見を持つ松本様との対談を通じて、経営戦略としてのDEIの本質的な価値とビジネスインパクトを探ります。

登壇者

  • 松本 紗代子

    元キンドリルジャパン株式会社 専務執行役員 コンサルト・プラクティス事業本部長

    日本アイ・ビー・エムにおいてグローバルな事業を統括するポジションを複数歴任。同社の執行役員ソニー事業部長を経て、2021年のキンドリルジャパン発足時にリーダーシップチームの一員として参画。ストラテジックアライアンス事業部長などを経て25年3月より現職。22年「PRIDE指標2022」より3年連続でのゴールド受賞、23年には日経WOMANの「女性が活躍する会社BEST100」にランクインするなど、優秀な人材に選ばれる会社であるための取り組みにも力を入れている。

  • 塩見 寛行

    キンドリルジャパン株式会社 執行役員 製造事業本部長 LGBTQ+ Ally Communityエグゼクティブスポンサー

    日本アイビーエム株式会社 グローバルテクノロジーサービス事業部にて、製造業および流通業のお客様を担当する責任者として従事。2021年のキンドリル社発足に伴いキンドリルジャパンへ移籍し、製造事業本部長に就任。2023年より執行役員。現在は製造業のお客様への責任者を務めるとともに、LGBTQ+ Ally Communityのエグゼクティブスポンサーとして、Tokyo Prideへの参画をはじめ、多様な人材が活躍できる企業文化の醸成に向け、社員と共に積極的な取り組みを行っている。