企業のインクルーシブな文化醸成について、ギリアド・サイエンシズ広報担当者による「現場の視点」と、チェリオ・コーポレーション代表取締役社長による「トップの視点」で語ります。取り組みを始めた時点から、両社がそれぞれどのような工夫を凝らし、どのような課題を乗り越えて現在まで至ったのでしょうか。経営判断の背景や現場で響いた施策の具体例などを通して、これまでの道のりを辿ります。
登壇者
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小林 直美
ギリアド・サイエンシズ株式会社 広報部ディレクター
製薬・ヘルスケア業界で広報歴15年以上。ギリアドでは企業・社内広報に加え、HIV/AIDSの啓発やアドボカシー活動を担当。Tokyo Prideをはじめ様々な活動を通じて、HIV陽性者支援団体やLGBTQコミュニティとの連携・協働を推進しているほか、LGBTQ
などの従業員とその支援者(アライ)を対象とした社員リソースグループ「PRIDE Alliance」のサポートを行い、社内でのインクルージョン&ダイバーシティの推進にも携わる。
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菅 大介
株式会社チェリオコーポレーション チェリオグループ 代表取締役社長
2014年よりTRPに参加し、2015年からトップスポンサーとして支援。2023年5月に経済同友会に入会し、社会のDEI委員会副委員長として、産業界全体でのDEI推進、日本のアライカルチャーの醸成に取り組む。沖縄科学技術大学院大学(OIST)評議員。一橋大学ICSビジネススクールアドバイザー。日本スタンフォード協会理事。
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杉山 文野
NPO法人東京レインボープライド 顧問
2013年、TRPの前身である東京レインボーウィーク代表に就任。2015年NPO法人東京レインボープライドの設立を機に共同代表理事に就任。2025年10月より現職。TRPの活動の他、日本フェンシング協会やJOC理事も務める。日本初の渋谷区・同性パートナーシップ制度制定に関わり、現在は父として子育てにも奮闘中。