お知らせ

Tokyo Pride 2025 Pride Festival 企業 x NPO・非営利当事者団体セクター間コラボレーション出展ブースの詳細公開!

Tokyo Pride 2025 Pride Festivalは企業とNPO・当事者団体がセクターを超えた連携・協働をし、力を合わせて様々な課題の解決や目標を実現することを推奨しています。

企業 × NPO・非営利当事者団体 セクター間コラボレーションとは?

2024年からスタートした本企画はTokyo Pride 2025 プライドフェスティバル(旧:Tokyo Rainbow Pride)という場を活用し、普段関わりのないNPO・当事者団体と企業が繋がり、より多くの人々や団体にLGBTQ+への支援の輪を広げることにより、社会へポジティブな影響を与えることを目的としています。

セクター間コラボレーションは、Tokyo Pride 2025 プライドフェスティバルにおいて、企業とNPO・非営利当事者団体がブース出展において協働して企画・運営。その際のブース出展費用を、企業側が負担するものです。

ぜひそれぞれのブースに立ち寄って、両者が織りなす未来に向けたコレクティブインパクトの一歩を体験してみてください!

コラボブース紹介

PwC Japanグループ×虹色ダイバーシティ
NPO法人にじいろかぞく presented by 日興アセットマネジメント株式会社
freee meets Waffle
日本ロレアル株式会社 x 一般社団法人Famiee
ゴールドマン・サックス+こどまっぷ

PwC Japanグループ×虹色ダイバーシティ

「LGBTQの歴史を学び、未来について考える」――そんなテーマを掲げるこのブースでは、1900年代から紀元前7世紀にまで遡るLGBTQの歴史上重要な9人を紹介するパネルを展示し、ブース来場者は展示を見ながらクイズに挑戦できます。

過去を振り返ることで見えてくるのは、LGBTQコミュニティが長い年月をかけて築いてきた誇りと勇気の足跡。クイズを通じて歴史を学んだ後は、自分が思い描く「こんな社会になればいい」「自分にできるアクション」などの未来へのメッセージをボードに貼り、希望者はインスタントカメラで撮影した自身の写真とともに掲示することもできます。

自分自身が「ここにいる」ことを写真で可視化することで、来場者同士の連帯がさらに深まるはずです。ブースを訪れた誰もが、歴史を学び、未来へアクションをつなぐ一歩を踏み出せる貴重な体験が待っています。

NPO法人にじいろかぞく presented by 日興アセットマネジメント株式会社

「子育てをする・したいLGBTと、その周辺をゆるやかにつなぐ」をコンセプトに活動する「にじいろかぞく」が、「にじいろかぞく写真展」を展開します。

日本全国、都市部だけでなく地方の小さな町にも、LGBTファミリーが暮らしています。
そして、かぞくのかたちも、多様性そのもの!
今年もその様子を目の当たりにしていただける、「にじいろかぞく写真展」をおこないます。
多数派のかぞくと変わらないファミリーの愛情、なにげない日常を実感していただけます。
また、実際に当事者どうしが出会える場所としても、ぜひどうぞ。
LGBTコミュニティの中でも、自分の子育ての話や、子どもがほしいという話をしづらかったり。
実際に子どもがいるLGBTは、学校や地域の中で「多数派の家族像」に息苦しさを感じていることも。
そんな現状を変えていくために、ささやかに活動をつづける団体です。ぜひお立ち寄りください!

freee meets Waffle

「ITの力で、ジェンダーにとらわれずに働く社会を作る」をテーマにしたこのブースでは、誰もが楽しめるミニゲームを用意。しかも“遊ぶ”だけではなく、ゲームの仕組みを学び、実際にプログラムを直してみる体験にも挑戦できます。ちょっとしたエラーを見つけて修正するといったエンジニアリングの入り口を、4種類のゲームを通して気軽に味わえるのが魅力です。

freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に」というミッションを掲げ、誰もが自由にビジネスができる社会を目指しています。一方、Waffleは「女性の可能性を解き放ち、世界に影響を与える」というミッションを掲げ、テクノロジー分野でのジェンダーギャップ是正に取り組んでいます。今回、この両者がタッグを組むことで生まれたのは、まさに「挑戦したい」という気持ちを後押しする場。ジェンダーやセクシュアリティにとらわれず、新たなスキルやアイデアに触れる機会を提供し、ITの楽しさを広げるブースです。

日本ロレアル株式会社 x 一般社団法人Famiee

多様な家族形態が当たり前に認められる社会をめざして活動する一般社団法人Famieeと、LGBTQIA+社員向けのパートナーシップ制度を2024年10月より本格導入するなどダイバーシティ推進に取り組む日本ロレアルが協力し、ブースを展開します。ロレアルは本年のTokyo Pride 2025のテーマである「Same Life, Same Rights」に賛同し、「Marriage for All」をテーマにパレード参加とブース出展を実施します。ブースではこのテーマの下「Blooming Flowers & Share the Love Around/ブルーミング フラワーズ –シェア ザ ラブ アラウンド」をコンセプトにしています。

同性カップルが直面するリアルな課題を題材にしたライフストーリーパネルの展示や、インタラクティブなデモンストレーションを通じて、誰もが“家族”を持ちたいと思ったときに直面する現状や、法的なサポートの不足を知ってもらうきっかけをつくります。

さらに、シュウ ウエムラ アトリエアーティストによるメイクアップショーでは、ドラァグクイーンのモデルを迎え、多様な美しさを表現。来場者が実際に製品を体験できるタッチアップスペースやフェイスペイントセッションもご用意しています。

「Marriage for All」を願い、愛と平等のメッセージを届けます。

ゴールドマン・サックス+こどまっぷ 

LGBTQ当事者の親と子どもが増えるなか、「顔を公に出せない」というジレンマは依然として残っています。多くの場合、顔の部分はモザイクで隠され、「ネガティブな印象」がつきまとうことも……。そんな課題を前にして、新たな表現を模索する中で生まれたのが“シルエットファミリー展”です。

家族写真をアーティスト澄毅さんとコラボし、刺繍糸を用いたアート作品として表現することで、多様な家族の姿をポジティブに可視化します。「いつか糸をほどくことができる未来になってほしい」という切なる願いが込められた展示は、アートとしての美しさとともに、社会へ問いかける強いメッセージとなっています。作品を通じて、隠されがちなLGBTQファミリーの声に耳を傾け、いつか堂々と顔を出せる日を信じて、それぞれが行動を起こすきっかけにしてほしい――そんな思いが詰まったブースです。

誰もが「らしく、たのしく、ほこらしく」生きられるHappy!な社会を目指して、ぜひコラボブースを体験しにいらしてください。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。