LGBTQ+の権利はどう守られてきた?世界と日本の歩み

国際的な視点からLGBTQ+の権利回復の歩みや、新宿2丁目がどのように生まれ社会に影響を与えてきたかを学ぶことで、Youthが日本のLGBTQ+シーンの成り立ちを深く理解し、世代間のギャップを越えて自身と社会との関わり方を考えるきっかけとなる講義です。

登壇者

  • 三橋順子

    性社会文化史研究者、明治大学文学部非常勤講師。

    専門はジェンダー&セクシュアリティの歴史研究。とりわけ、性別越境、買売春(「赤線」)など。著書に『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)、『新宿「性なる街」の歴史地理』(朝日選書、2018年)、『歴史の中の多様な「性」―日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』(岩波書店、2022年)など。

  • 北丸雄二

    ジャーナリスト、作家

    新聞社NY特派員を経て独立、在米25年の2018年に帰国。現在はラジオやネット番組で時事解説、東京新聞で「本音のコラム」連載中。日米比較社会論『愛と差別と友情と LGBTQ+』(人々舎)で「紀伊國屋じんぶん大賞 2022」2位。社会評論、英米文学翻訳、演劇上演台本翻訳も多数。今夏、評論集『このクイアな世界』(仮題)刊行予定。