HAL

作品名|Sing Te Deum -祝福-
テーマ
多様な生の歓び、レズビアンであることの誇り、他者との繋がりと触れ合い、共存と共有
世界観
作品名はラテン賛歌中最も普遍的に歌われる「我、汝を神とほめまつる」Te Deum laudamus で始まる賛歌から拝借しました。
人間として、女として、同性愛者として生まれてきたこと、今生きていること、今己があることは偶然(と時たまの必然)と奇跡で成り立っていることを前提にしています。
私たちはレズビアンであることの称賛、虚仮、尊厳、不遜、美、醜…尊さを感じる一方で蔑む心を抱えてこの一瞬、次の一瞬を紡いで生きています。
愛され、愛し、時に傷つき、傷つけ、それでも人との繋がりを断って生きることは誰もができないでしょう。
他者との出会いや繋がりから我々は相手を知り、社会を知り、自分自身を知っていくのだと思います。
そして女としての美しさ、醜さ、気高さ、愚鈍さ、その矛盾を抱えながらも「生きること」への覚悟をして今日も「生きている」。
そんな女(レズビアン)の生への渇望を礼賛することを試みました。
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