セッション2:SRHRの視点で読み解く日本におけるLGBTQ+の権利

自身の身体や性、生殖に関する自己決定を保障する権利である「SRHR(性と生殖に関する健康と権利)」。日本におけるSRHRの歴史や現状を振り返りながら、LGBTQ+との関連性、特に2025年に話題となった「特定生殖補助医療法案」の問題点に焦点を当て性に関する自己決定の権利がどのように制限されようとしているのかを考えます。市民活動とアカデミアの双方から個別に見える課題のつながりを理解し、議論します。

パネル:草野 洋美、白井 千晶
モデレーター:高井 ゆと里

  • 草野 洋美(くさの ひろみ)

    公益財団法人ジョイセフ シニア・アドボカシー・オフィサー

    SRHRとジェンダー平等の状況改善を目指し、国連人権理事会の機能を活用したアドボカシーに取り組む。市民社会団体のプラットフォーム「SRHR for ALLアクション!」の事務局を務め、包括的性教育の義務教育導入と性暴力根絶を求める政策提言を通して日本のSRHR推進とジェンダー平等改善を図る活動を行っている。
    品川区ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会推進委員

  • 白井 千晶(しらい ちあき)

    静岡大学 教授

    専門は家族社会学。児童養護施設における性的多様性に関する調査、児童相談所の里親認定・委託に関する調査などを実施。2025年岡山レインボーフェスタでは「レインボーな里親のお話」のモデレーターを務め、LGBTの里親当事者、行政の社会的養護担当とのトークイベントを実現。「特定生殖補助医療法案」をめぐる活動にも参加。

  • 高井 ゆと里(たかい ゆとり)

    Tネット アドバイザー

    東京大学特任研究員。群馬大学准教授等を経て現職。東京レインボープライド理事。
    昨年は雑誌『エトセトラ:特集 SRHR』で責任編集を務める。著書に『トランスジェンダー入門』(集英社2023年)。訳書にショーン・フェイ『トランスジェンダー問題:議論は正義のために』(明石書店2022年)など。